増税・格差ノー 各界連が宣伝・署名 逆立ち税制を批判
「格差を拡大する政治は変えてほしい」と切実な思いを訴え署名(東京・JR新宿駅東口) 「参院選の民意、消費税増税反対、格差拡大もう嫌だの声を政府に突き付けよう」‐全国商工団体連合会(全商連)も加盟する消費税廃止各界連絡会(各界連)は9月21日、東京・JR新宿駅東口で宣伝・署名行動をおこない8団体20人が参加しました。 「いろいろ言いたいことがある」と寄ってきたのは世田谷区に住む男性会社員(55)。「日刊ゲンダイで見たが、トヨタが1兆円も利益を出して税金が以前と変わらないって。勝ち組、負け組って言うんだったら、もうかっているところから応分に税金とるべきでしょ。格差を助長する税制には反対!」と署名しました。 「これ以上の増税にはもう耐えられません」と署名したのはさいたま市に住むシングルマザー(40)。「派遣会社二つを掛け持ちし、手取り30万円。休日もなく、ボーナスもない。高校生2人の子どもがいるが、児童手当も減らされて、増税されたら大学行きは断念かも。今の政治は変わってほしい」と話しました。 全商連の西村冨佐多副会長は「総裁選の福田・麻生両氏とも、参院選の民意をまったく反省しない増税論者。参院で野党が過半数となった新しい国会で、国民の要求実現と逆立ち税制をやめさせよう」と呼びかけました。 また、日本共産党の小池晃参院議員は「政府は財源を言うが、5兆円の軍事費、6兆円の道路特定財源などの無駄遣い、逆立ち税制こそやめるべきだ」と訴えました。 |
(2007-12-1 15:16) |
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