2011年からの消費税増税許さない 各界連が雷門前で新春宣伝
消費税廃止各界連絡会(各界連)は1月14日、東京都台東区の浅草寺雷門前で、新春宣伝・署名行動をおこないました。7団体25人が参加。「消費税201兆円が法人3税の穴埋めに使われてきた。選挙対策の2兆円のばらまきでは景気はよくならない」(全商連副会長の西村冨佐多さん)「消費税が社会保障や高齢者のためと言われたが、何一つ社会保障は改善されていない。内需主導の経済に転換するために雇用と地域経済を守ろう」(年金者組合中央常任委員の松岡勉さん)、「年末からの『年越し派遣』にボランティアとして参加した。失業対策を急がせ、貧困と格差をなくす政治を作ろう」(農民連国民運動委員会副責任者の上山興士さん)、「イギリスのように消費税引き下げを。民主党も将来の増税を否定しておらず危険、総選挙では消費税増税に反対する政治家を国会に」(消費税をなくす会事務局長の梅村早江子さん)、「子どもの医療費無料化は2千億円でできる。定額給付金でなく、医療・社会保障のためにもっと税金を使うべき」(保団連事務局員の橋本光陽さん)と、それぞれ訴えました。参拝客や観光客が話に聞き入り、75人から署名が寄せられました。 20代の人力車引きの男性は「お客さんの乗る距離が短くなった。円高で外国人客も減っている。消費税が上がれば、お客さんが減るのでは」、50代の飲食店を経営しているという女性は「店のメニューは安いので、不景気には比較的強い。客もそこそこ来ている。しかし、原材料があがっても価格転嫁できない。消費税が上がればその分だけ負担しなければいけないと思う。消費税が上がっては困る」、70代のボタン製造をしているという男性は「何十年とボタン製造をしているが、こんな不況はない。いままで1000個単位で注文が来ていたのが50とか100個とかになっている。ボタンを作る機械の仕込みに手間がかかるので、注文が少ないと大変だ。税金が上がればボタンの売れにも影響が出るだろう。消費税が上がるのをやめさせるためにがんばって欲しい」と話していました。
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(2009-1-15 11:50) |
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