増税付き定額給付金はごめん<中央各界連の11月宣伝>
消費税廃止各界連(各界連)は11月21日、秋晴れの下、新宿東口で11月定例宣伝をおこない、10団体21人が参加しました。全国商工団体連合会副会長の西村冨佐多さん、全日本年金者組合の松岡勉さん、新日本婦人の会の上野美知代さん、全国保険医団体連合会事務局長の中重治さん、農民運動全国連合会の上山興士さんがそれぞれ訴えました。たばこ増税反対を訴える団体の人もいて大変にぎやかでした。各弁士は、麻生首相が示した2兆円の定額給付金と引き換えにした消費税大増税の狙いや消費税20年の歴史が188兆円の税収のほとんどが大企業・大資産家減税に消えたことなどを紹介し、「新聞に出ていたように、朝10円こづかいをもらって夕方20円まきあげられるような、子どもでも分かる増税の仕組みだ」(西村さん)、「後期高齢者医療制度の廃止はじめ、この間続けられてきた高齢者いじめの政治を変えよう」(松岡さん)、「家計簿モニターからも消費税が低所得者に重い不公平税制であることがはっきりした。庶民増税をやめさせよう」(上野さん)、「医師を侮辱する麻生発言は許せない。医療と国民生活を大事にする政治の実現を」(中さん)、「年末を控え国民生活は厳しい。アメリカ・財界言いなり政治から家計と中小企業・農家を応援する政治をつくろう」(上山さん)などと訴えました。署名に応じた高齢の女性は「遺族年金で生活している。数年前に脳梗塞になり、病院でMRI検査を受けているが、無料だったのが有料になり支払いが大変。消費税に限らず、出費が増えるのは困る」、40代のサラリーマンは「子どもの教育などにも金がかかっているので、増税はだめ。医療や食料品の無税化をまずすべきだ。あと、麻生氏は日本の恥。すぐにでも解散すべき」と話していました。 |
(2008-11-26 18:32) |
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