増税許さない声を国会に 各界連ビラ配り署名訴え
消費税廃止各界連絡会(各界連)は10月24日、東京・新宿駅西口で「消費税増税許すな」と宣伝・署名行動をおこないました。 行動参加者は「高齢者に負担ずっしり。これが『美しい国』ですか」のビラを配りながら、増税反対の署名を訴えました。 署名に応じた女性(67)は「人間が生きていくために必要な衣食住にまで税金をかけて、大きいところ(大企業)には税金をまけているというじゃない。弱いものいじめの政治だね。国のやることだからとあきらめている人がいるけど、声を上げていくことが大事」と話していました。 また、60歳代の女性は「これ以上の増税はとんでもない。もうぎりぎりの生活よ」と怒り、ビラを受け取った50歳代の男性は「これ以上の増税は困る。食えなくなる」。50歳代の女性は「何でもかかってくるので本当に困っています。国はそんなにお金ないかしら」と署名しました。 宣伝カーからは各団体の代表がマイクを握り、「庶民増税反対の署名にご協力を」と訴えました。全国商工団体連合会(全商連)の西村冨佐多副会長は、安倍内閣の新たな増税の動きを批判。「税金の取り方、使い方の見直しで庶民増税なしで、社会保障財源は確保できる」と大企業優遇税制など具体例を挙げながら、「消費税増税を許さない声を国会に届けよう」と署名を呼びかけました。
写真は、増税はなんとしても止めて下さいとペンをとる男性(左) |
(2006-10-15 9:00) |
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