各界連の2月定例宣伝、先行きが見えない中、増税は問題」と大学生
中央各界連は2月24日、小雨模様の中、新宿西口で定例宣伝をおこない、8団体26人が参加、64署名が寄せられました。各弁士は、「麻生内閣は支持率1ケタ目前。大不況の中、消費税増税だけは決めるやり方を許すわけにいかない」(全商連副会長の西村冨佐多さん)、「消費税によって業者がつぶれて街がさびれ、消費者も苦しめられる。『生活が泣いている』のポスターはその庶民の声を示した」(消費税をなくす全国の会常任世話人の内田敬二さん)、「貧困と格差に庶民が苦しめられ、食料自給率の向上を国民が望んでいる。こんなとき消費税増税などとんでもない」(農民連事務局の上山興士さん)、「戦後日本国民は取引高税、一般消費税を選挙で廃止・阻止に追い込んだ経験を持っている。総選挙で増税勢力に審判を下そう」(共産党消費税・庶民増税阻止闘争本部の木口力さん)、「国保、妊産婦、窓口負担などで医療改悪が顕著。大企業が応分の負担をし、税金は社会保障充実のためにこそ使うべき」(保団連事務局次長の寺尾正之さん)、「35年間の家計簿運動で、昨年は租税公課が20・5%の負担で最悪に。これ以上、税負担が上がれば生活がつぶされる。国民の声を国会に届けていこう」(新婦人中央委員の上野美知代さん)と、それぞれ訴えました。 署名をしてくれた人からは「夫婦で年金暮らし、楽ではない。増税よりも先に年金などをきちんとするべき」(秋田から来た70代女性)、「使えるお金がどんどん減っている。医療費の負担も増えているし、増税されたらもっと生活は厳しくなると思う」(長野から来た40代女性)、「大学4年生で就職活動中。不況で就職しても安心できない、先行きが見えない不安がある。スーパーでバイトをしているが物価の値上がりは実感しているし、お客さんの買い控えも実感している。そういうときに増税は問題があると思う」(20代の男性)、などの声が寄せられました。
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(2009-3-7 15:12) |
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