各界連3月の行動その2<写真は宮城ネット>
★内需冷やす増税などとんでもないと金子教授<宮城ネット> 「消費税の引き上げをやめさせるネットワーク宮城」(宮城県商工団体連合会など県内48団体が加盟)は3月10日、「世界同時不況がきた!どうなる日本、くらしと地域経済」と題して仙台市内で緊急学習会を開催。県内各地から会場いっぱいの550人が参加しました。 講演した慶応大学教授の金子勝さんは「私が2年前に予言した通りの金融危機になった。ある人は私のことを『悪魔の預言者』と言っている」と会場を沸かせ、今回の危機に至った日米双方の「新自由主義者」集団の政策の数々を分析。「カギは外需頼みをやめること。セーフティーネットの充実と、農業を見直し、地方経済を発展させることが内需の振興につながる。内需を冷やす消費税増税なんてとんでもない」と、打開の展望を解き明かしました。 参加者からは「世界や日本の状況が詳細に認識できた。これからの地域経済の進め方の視点が良く理解でき勇気が沸いてきました」「100年に一度の危機を、100年に一度の大転換に切り替える事の大切さと展望が見えた」など、たくさんの感想文が寄せられました。この学習会は、政府の予算関連法案に消費税増税の「付則」が明記されたことを受け、世話人会が「この不況で増税なんてどんでもない。多くの人に呼びかけ、市民の不安に答えよう」と話し合い、参加団体内での宣伝に加え、会場のある商店会への訪問、地元紙を使った宣伝、FM放送での紹介などが功を奏しました。 ★青森県各界連・東青各界連はさくら野前で11人が行動。麻生政権打ち出した2011年度からの増税について話し46人から署名が寄せられました。京都・北区各界連は大宮六間で行動。対話の中で「消費税をつぶすには自民党政治をつぶさな」「生活必需品には消費税をかけてほしくない。金持ちのぜいたく品だけにしたらいい」などの声が出されました。兵庫県各界連は神戸市三宮のマルイ前で行動。卒業式を迎えたはかま姿の学生たちが立ち止まり、署名が84人から寄せられました。埼玉・戸田各界連は3団体7人が行動。ハンドマイクで訴え、新しいティッシュ300個を配布しました。
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(2009-3-31 17:10) |
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