消費税廃止各界連絡会
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マスコミ報道から : 消費税一口解説?「大企業は負担ゼロ」(しんぶん赤旗2/11付)

 大企業も商品やサービスを購入すれば、その価格に上乗せして消費税を払います。しかし、「買い物の際に消費税を払う」ことと「実際に消費税が自分の負担になる」こととはまったく違います。
 消費税は、「売り上げにかかった消費税」から「仕入れにかかった消費税」を差し引いた額を、事業者が税務署に納税する仕組みです。
 大企業も税務署に消費税を納付しますが、消費税をすべて価格に転嫁できるので、大企業自身の負担にはなりません。このばあい、実際に消費税を負担しているのは大企業の製品を買った消費者です。

 大企業の中には、部品などを納入する下請け業者などに「消費税分の単価切り下げ」を無理強いして、仕入れの際に実質的には消費税を払っていない場合もあります。この場合、消費者と下請け業者が消費税を二重に負担することになり、税務署に納税されない分が大企業のフトコロに入ります。大企業にとって消費税増税、まったく困らないのです。