マスコミ報道から : 消費税一口解説?「零細は赤字でも納税」?(しんぶん赤旗3/10付)
消費者は買い物のたびに消費税を負担します。では、消費者が消費税を納めるのでしょうか。
法律上、消費税を納めるのは、事業者です。事業者が国内で商品の販売やあサービスを提供した場合、売り上げに応じて消費税が課税される仕組みです。販売課価格に消費税分を上乗せしたかどうかに関係ありません。そのため、事業者は赤字でも消費税を消費者や取引先に転嫁できなくても、消費税を納める義務があります。
小売業では大手スーパーなどとの価格競争、下請けの製造業や建設業などでは大企業や元請け企業の単価たたきによって、消費税を価格に上乗せできない事業者も少なくありません。この場合、転嫁できなかった消費税5%分は、業者の持ち出しとなってしまいます。
中小企業庁の調査では売り上げ1000万〜3000万円の事業者の過半数が消費税を転嫁できていないと答えています。中小業者にとって消費税は「営業破壊税」なのです。
法律上、消費税を納めるのは、事業者です。事業者が国内で商品の販売やあサービスを提供した場合、売り上げに応じて消費税が課税される仕組みです。販売課価格に消費税分を上乗せしたかどうかに関係ありません。そのため、事業者は赤字でも消費税を消費者や取引先に転嫁できなくても、消費税を納める義務があります。
小売業では大手スーパーなどとの価格競争、下請けの製造業や建設業などでは大企業や元請け企業の単価たたきによって、消費税を価格に上乗せできない事業者も少なくありません。この場合、転嫁できなかった消費税5%分は、業者の持ち出しとなってしまいます。
中小企業庁の調査では売り上げ1000万〜3000万円の事業者の過半数が消費税を転嫁できていないと答えています。中小業者にとって消費税は「営業破壊税」なのです。