マスコミ報道から : 消費税上げ議論容認(10年2月16日、赤旗)
鳩山由紀夫首相は15日夕、菅直人副総理兼財務省が消費税引き上げを含めた税制抜本改正論議に3月に着手する方針を示したことについて「私が政権を担っているこの4年間では上げないという思いを守ることは、菅副総理にも理解していただいている」と述べ、在任中の税率引き上げを否定しました。首相官邸で記者団に語りました。同時に「年金問題など社会保障を議論していく過程で、財源(の問題)が出てくるだろうから、消費税の議論も当然、行うことは結構だ」と述べ、議論を先行させても問題はないとの認識を示しました。「まず(予算の)無駄遣いを徹底的に排除する。それを徹底的に正さなければいけないという意欲が減退してはいけない」と述べました。