マスコミ報道から : 社会保障国民会議分科会が初会合(08年3月5日、赤旗)
政府の社会保障国民会議(座長・吉川洋東大大学院教授)は4日、年金や雇用をテーマとする「所得確保・保障分科会」(座長・清家篤慶応大教授)の初会合を開きました。年金制度をめぐっては、現行の社会保険方式のほか、基礎年金部分の給付をすべて税金でまかなう「全額税方式」も検討課題にするとしています。政府は65歳以上の高齢者全員に月額6万6千円以上の基礎年金を一律支給するためには、年間22兆3千億円の財源が必要と試算。全額税方式を採用する場合、消費税の税収全額を給付に充てるケースでは8%台半ばの税率になるとしています。