学習会で「廃止への決意」誓い合う。【熊本発】
熊本・消費税廃止天草各界連学習会は10月9日、学習会「消費税増税は絶対許さない!!」を開催しました。6団体32人が参加しました。 主催者を代表して、山下会長は「法案は通ったがまだ間に合います。民主・自民・公明は国民のための政治はしていません。自分の政党の政治に明け暮れているだけです。 国民が普通の暮らしができる政治は消費税を絶対上げさせてはなりません。今日の勉強を機に、それぞれの団体が増税を実施させない運動を強めよう」とあいさつしました。 岸森税理士を講師に、「社会保障と税の一体改革」について、財源問題や消費税の歴史について約40分学習しました。 その後、8人が発言。年金者組合の代表は「消費税が社会保障に使われてきたでしょうか?社会保障は良くなりましたか?」と怒りの訴え。民医連からは医療機関と消費税のかかわりについて報告。建設組合からは建設労働者の実態と「労働者も地域も大打撃の消費税は許さない」と決意を語られました。新婦人の代表は、家計簿調査から「消費税増税が命を削る」と警鐘をならしました。民商からは消費税を転嫁できない中小業者は倒産・廃業に追い込まれ、雇用の場もなくなると熱く訴えました。日本共産党の市議会議員が、9月議会の報告と消費税について自治体・行政の対応について発言しました。 天草地域各界連の活動と消費税増税を中止させる展望についても話し合い、フランスの例を挙げて、情勢を切り開ける国会の力関係をつくる事(参院選・衆院選)と9月19日中央各界連の全国代表者会議で提案された行動提起を確認しました。消費税廃止の運動をさらに強め、暮らしも経営も展望の持てる社会を実現するために頑張る事を誓い合った学習会でした。
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(2012-10-12 16:56) |
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