滞納額が最大の税金は消費税です。2009年度の新規発生滞納は、税額で全税目の50%におよび、その件数は683,430件、単純計算で課税事業者の20%にも達します。

 中小業者にとって、消費税は負担の重い税金です。免税点が、1,000万円に下げられて、消費税の滞納はますます切実になっています。本来、滞納が出る税金はまともな税金ではなく、「払いきれない」事態が広がれば、その税制はやがて滅びることになるのです。滞納に対し、納税を強制すれば、滞納がなくなるかといえば、現実は逆で倒産が早まるだけです。

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